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アメリカ宗教界とインターネット宗教学の世界において、宗教とインターネットとの関わりという問題は、いまや無関心ではいられないテーマとなっている。
本書の初版は1999年とやや古いため、これに直接依拠して現在の何かを語ることは危険である。だが、インターネット利用に関しては最先端を走るアメリカ合衆国内の宗教界が、どのようにメディアに関わり、そしてインターネット時代へと突入していったか、その動きを著者はたいへん簡潔に手際よくまとめている。こうしたテーマに関心のある方は、取っ掛かりとして手に取ってみることをお勧めする。
また、複雑なアメリカ宗教界のキリスト教宗派や新宗教の動向を知るために、という読み方もできる。例えば、「宗教右派」とはどのような立場の人たちか。その他、名前だけは聞いたことはあってもその内実を知らないような諸宗派についても、その立場や他宗派との関係を知ることができる
出版されて6年が経過した今でも、読む価値を依然として有する一冊であろう。
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